亜麻仁油は妊娠中に飲んでも平気なのか?

お腹をさする妊婦さん

色々と調べた文献で特に妊娠中に危険を生じるといったものはありませんでした。ただし国立健康・栄養研究所の調査では医療目的にあたるような過剰摂取は避けるべきといった内容がありました。

基本的に必要な栄養を適量摂取する分にはまったく問題がありません。

むしろ妊娠中のDHA、EPAの不飽和脂肪酸摂取に向いています。

DHA、EPAは魚の油に含まれていることでも有名です。また妊娠中のバランスが良い食事を意識する上でも魚は推奨されていますが、厚生労働省では妊娠中の魚を食べる行為には少し注意が必要だよ!といった発表もあります。(関連情報:厚生労働省「これからママになるあなたへ」)

胎児に影響を与えるとされているのが魚に含まれる水銀です。栄養バランス、体に良いからといって魚をたくさん食べるのは注意されているのです。

その点、亜麻仁油はオイルで水銀などは含まれていません。不飽和脂肪酸はα-リノレン酸が主体ですが体内に補給するとDHA、EPAに一部変換される性質を持っています。

DHA、EPAは子供の発育や脳の発達を助けたり、アレルギーに強い体を作る栄養素として注目されています。

魚に多く含まれる栄養成分をたくさん摂りたいけど水銀が胎児に与える影響が心配といった方は亜麻仁油等の水銀を含まずオメガ3系脂肪酸を摂取できるオイルがオススメです。

その他、幼児の英才教育でも有名な七田式では妊娠中や子供にオススメできる食材として亜麻仁油が勧められているそうです。七田式公式オンラインストアでも亜麻仁油が販売されています。

厚生労働省「食品の機能性評価モデル」結果報告ではオメガ3系脂肪酸の機能性評価結果も発表されています。その一部には乳児に感する評価の記載もありました。

機能 総合評価
心血管疾患リスク低減(EPA/ DHA) A
血中中性脂肪低下作用(EPA/ DHA) A
血圧改善作用(EPA/ DHA) C
関節リウマチ症状緩和(EPA/ DHA) A
乳児の成育、行動、視覚発達補助(EPA/ DHA) B
うつ症状の緩和と発生率低下(EPA/ DHA) C
心血管疾患リスク低減(α-リノレン酸) B

※出典:厚生労働省「食品の機能性評価モデル事業」の結果報告

乳児の成育、行動、視覚発達補助が評価Bの理由には乳児の成育と妊婦での試験結果を併せて評価することが非常に難しいため総合評価がBとなったようです。

研究のタイプ、質、数や一貫性に関してはA評価になっているので肯定的な根拠があるものとされています。

妊娠中、授乳中に推奨されるオメガ3系脂肪酸の摂取量

亜麻仁油が母子ともに良い影響を与えるオイルだからといっても飲み過ぎはよくありません。亜麻仁油が含むオメガ3系脂肪酸は厚生労働省でも妊婦、授乳婦の目安量が発表されています。

  • 妊婦:1日 約1.8グラム
  • 授乳婦:1日 約1.8グラム

上記の量が目安量として推奨されています。他の年代別推奨目安量は「何歳から飲むといい?」に記載しているので参考にしてください。

1.8グラムだと亜麻仁油にα-リノレン酸が50%含有されていれば約4グラム程度で補給することができます。小さじ1杯強〜大さじ1杯程度の亜麻仁油を飲むだけです。

妊活に対して亜麻仁油ってどうなの?

芸能人も妊娠力を上げるため、健康のために亜麻仁油を摂取していた!といった話は知る人ぞ知る話です。

なぜ妊娠力を上げるのかは色々な説があります。
亜麻仁油に含まれるグリナンと呼ばれる植物性エストロゲンがホルモンバランスをサポートする働きがある。また女性も必要な栄養がとれて体の調子が整われるなどあります。

また私の読んだ書籍では…
生理不順だった女性が亜麻仁油を飲んでからすぐに普通の生理に戻り、同時に妊娠もしたといった記述がありました。そして亜麻仁油の摂取をやめると肌荒れが出てきて再度、亜麻仁油を摂ると肌荒れが解消したなどの明確な有用性も書いてありました。

ネット情報でも亜麻仁油を飲んでから妊娠ができた!などの意見は多く拝見できます。

個人差はあると思いますが、妊活、妊娠中の良い栄養源になるオイルであることは間違いないと思います。

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